日本の「失われた30年」の後を追うのか? 中国の未来
中国共産党(中共)の三中全会が迫る中、多くの人々が中国経済の将来と中共の経済政策実行能力に注目している。この二つの要素は密接に関連している。中国経済の将来については、「中国経済は頂点に達したのか?」と「中国経済は日本のように30年間停滞するのか?」という二つの議論がある。
比上院、中国犯罪組織巡る疑惑でバンバン市長を調査 拘束警告も
フィリピン上院は10日、バンバン市のアリス・グオ市長が中国の犯罪組織と関係があるとの疑惑を巡って審問を開き、ストレスを理由に2回続けて審問を欠席した同市長を侮辱罪で拘束する可能性があると警告した。
米国の女子大生、AIに「顔盗まれる」
このほど、米国に住む女子大生がAIに「顔を盗まれた」。
ロシアの中国車輸入に支障、米の制裁で決済難しく
ロシア自動車販売店協会のアレクセイ・ポドシェコドリン会長は、ロイターに対して、米国による制裁でロシアと中国の間の決済に支障が生じており、ロシアの中国車輸入に深刻な問題をもたらしていると語った。
韓国、レーザー兵器配備へ 北朝鮮のドローン標的
韓国は今年、北朝鮮のドローン(無人機)を撃墜するためレーザー兵器を配備する。防衛事業庁(DAPA)が11日に発表した。
NATO首脳、中国とロシアの戦略的パートナーシップ強化に「深い懸念」
7月10日、ワシントンD.C.で開かれた北大西洋条約機構(NATO)加盟国会議は首脳宣言を採択した。中国とロシア間の戦略的パートナーシップの強化に対し「深い懸念」を表明した。
日韓首脳、米ワシントンで会談 露・北の軍事接近に共同対応
韓国と日本がロシア・北朝鮮の接近に対して共同で対応する方針を確認し、実質的な協力策を議論した。聯合ニュースによると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と岸田文雄首相は、10日(現地時間)、米国ワシントンD.C.で開催された北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するために会談を行った。
インド、中印国境の係争地に発電所を建設予定
インド政府の消息筋によると、インドは1億ドルを投じて、北東部のヒマラヤ地域であるアルナーチャル・プラデーシュ州(Arunachal Pradesh)に12か所の水力発電所を建設する計画を加速している。この地域は中国との主権争いが続いている場所である。
NATO 2%の防衛費を義務化へ ストルテンベルグ事務総長
【ワシントン発】 NATOの指導者たちは、32か国の加盟国全てが毎年最低限の防衛費を支出することを確実にするための取り組みを進めている。7月9日(現地時間)、国際防衛産業リーダーのフォーラムで講演したNATO事務総長イェンス・ストルテンベルグ氏は、加盟国がGDPの2%を防衛に支出するという目標が、単なる目標ではなく義務となることを明らかにした。
非市民の投票を禁止 米アイダホ州、新たな行政命令発令
7月9日(現地時間)、アイダホ州知事ブラッド・リトル氏は、州の有権者名簿から非市民を排除するための一連の行動を指示する行政命令「Only Citizens Will Vote Act」に署名した。この命令は、有権者の信頼を高め、選挙の透明性を向上させることを目的としている。
米国、軍事基地近郊の土地売買審査を拡大
米国財務省は、外国人購入者による米国内の多数の軍事施設近郊の土地購入に対する審査を拡大するための規則案を発表した。この提案された規則は、対米外国投資委員会(CFIUS)の権限を拡大し、56の追加軍事施設近郊の土地売買を審査対象とするものであり、対象施設の総数は227に増加する。
中共のロケット発射、なぜ西側より危険なのか
近日、中国の「天龍三号」運搬ロケットのテスト失敗とその残骸が山中に落下した事件が国際的な注目を集めている。専門家は、発射失敗自体は珍しくないものの、中国企業が使用する危険な固体燃料と内陸からの発射が住民に危険をもたらしていると指摘している。
中国共産党の赤旗を大英博物館に持ち込み批判殺到
最近、中国のソーシャルメディアで広く共有されたビデオが多くの注目を集めた。ある中国人ネットユーザーが大英博物館を訪れた際、中国国旗を持っていたため、スタッフに制止され、国旗をしまわなければ退館させられると言われたという。このニュースは中国のメディアやソーシャルプラットフォームで急速に拡散し、多くの議論と怒りを引き起こした。
専門家 2024年、記録上最も暑い年になる可能性
欧州連合(EU)の気候変動監視機関は、7月8日(月)に発表したところによると、先月は地球規模で観測史上最も暑い6月となり、異常な高温が各地で記録された。このことから、一部の科学者は2024年が記録上最も暑い年になる可能性が高いと述べている。
「億万長者がどう考えようと関係ない」 バイデン大統領「候補辞任説」を断固として否定
ジョー・バイデン米大統領は、2024年7月7日、ペンシルベニア州ハリスバーグ国際空港に到着後、地元関係者とセルフィーを撮影した。バイデン大統領は、大統領選テレビ討論後に民主党内で浮上した「候補辞任説」を断固として否定し、党内の結束を呼びかけた。8日(現地時間)、バイデン大統領は民主党議員に宛てた書簡で、「メディアや各方面でのあらゆる憶測にもかかわらず、私は最後まで予備選を戦い抜き、ドナルド・トランプを打ち負かすために尽力する」との決意を表明した。
EUが中国製EVへ反補助関税の適用 中共が報復関税で対抗
EUは7月5日から、中国製電気自動車(EV)に対する一時的な反補助関税の適用を開始した。これに対して、中共は報復措置をちらつかせている。スペインはEUに対し、中共との交渉に際して、短絡的な思考を避けるよう促している。
米 ウィスコンシン州最高裁、2024年選挙に向けて無人投票箱を許可
【マディソン発】ウィスコンシン州最高裁判所は7月5日、2024年選挙前に無人投票箱の再使用を認める判決を下した。4対3の票差で可決されたこの決定は、2022年に施行された無人投票箱の禁止を覆すものである。
中国、国連会議で西側の人権改善勧告を拒否
【ジュネーブ発】中国は、スイス・ジュネーブで開かれた国連人権理事会の会議で、西側諸国が主導する人権改善勧告を拒否した。勧告には、香港や新疆ウイグル族の自由拡大が含まれていた。今月4日(現地時間)の会議では、中国の人権改善努力に関する審査が行われた。この審査は、2022年に国連が発表した「中国新疆地域のウイグル族およびムスリムの拘束が人道に対する犯罪に該当する可能性がある」とする報告書に基づいている。
中国の国家安全新規則施行 専門家「訪中は慎重に」
7月1日、中共の新しい国家安全規則が正式に施行された。この規則は、当局にスマートフォン、個人用コンピューター、その他の電子機器を検査する権限を与えており、外国人や外国企業に対して任意の執行が行われる可能性があることから、懸念を引き起こしている。
人口減少、円安で外国人労働力確保に拍車
総務省が6月20日に発表した最新の人口推計によると、日本の総人口は減少傾向にあることが再確認された。2024年6月1日時点での総人口は約1億2389万人であり、前年同月に比べて62万人(0.50%)減少した。この減少傾向は依然として続いており、特に若年層の減少が顕著である。経済専門家は、日本を目指す外国人労働者が減少する理由として、円安だけでなく、低賃金や長時間労働、官僚主義や複雑な永住権取得手続きなどの要因を指摘している。また、終身雇用を前提とした日本の給与システムも、外国人労働者の採用拡大のために改善が求められる点として挙げられている。
フランスが中共の越境弾圧に対抗 スパイを国外追放
世界中の国々が、中共の国外でのスパイ活動に対して、より明確な対策と抑止力を強めている。最近、仏政府は中共の上級スパイ2人を国外追放するという決定を発表した。さらに、中共と共謀していたノルウェー籍男性も訴追されている。
通貨供給の増加は経済成長を促進するのか?
多くの経済評論家は、通貨の供給量を増やせば経済が活性化すると信じている。この考え方は、人々が手元に多くのお金を持つことで、消費が増え、それに他の人々も続くとするものだ。これはお金が単なる支払い手段と見なされているためである。しかし、お金は支払い手段ではなく、交換の媒介物である。お金は生産者が自分の製品を他の生産者の製品と交換するのを助けるものだ。
豪州マクドナルド、朝食時間短縮 鳥インフルエンザによる卵不足
オーストラリアのマクドナルドは、鳥インフルエンザの発生による卵不足のため、オーストラリア国内での朝食時間を90分短縮した。
ドイツ、燃ガス・タービン事業の中国企業への売却を阻止
ドイツ内閣は7月3日(水)、安全上の理由から、大衆(フォルクスワーゲン)による燃ガス・タービン事業の中国国有企業への売却計画を阻止する決定を下した。この決定は、EUと中国との貿易緊張が高まる中で行われたものであり、ドイツおよびEUが中国経済との関係によるリスクを低減しようとする動きの一環である。EUもまた、中国が電動車分野で提供する不公平な補助金に対抗する行動を取っている。
英総選挙、労働党が圧勝、14年ぶりの政権交代
【ロンドン】4日に投開票が行われた英国の下院(庶民院)選挙で、労働党は総選挙で少なくとも326議席を獲得し、保守党の14年にわたる政権に終止符を打った。
インドネシア 健康体操フェスティバル、政府高官らが法輪功を学ぶ
6月23日の午後、インドネシアのバタム市政府主催、青年・スポーツ局協賛の「2024年度健康体操フェスティバル」がエングクプトリバタムセンター公園で開催され、法輪功学習者がこのイベントに招待された。エングクプトリバタムセンター公園は、大規模な公共スペースであり、市政府の複数の機関が周囲に点在している。
中比衝突は中共の台湾侵攻のリハーサルだ=前米副国家安全顧問
前米国副国家安全顧問のマシュー・ポッティンジャー氏は、火曜日(7月2日)に中共当局が現在の南シナ海でのフィリピンとの対峙を、台湾侵略の「リハーサル」として捉えていると述べた。
米国で消費者がチップに反発、要求に不満広がる?
数日前、テッド・ロスマン氏はニューアーク空港でサンドイッチを購入した際、大きな驚きを経験した。ロスマン氏は金融情報サイト「Bankrate」の上級産業アナリストであり、自動販売機で自らスキャンして支払いを済ませたところ、チップを求められたのだ。「人々がチップを求められる場面がかつてないほど増えている」とロスマン氏は述べ、「10年前には考えられなかった状況が増え、避けることが難しくなっている」と語った。
米国、ファーウェイの企業ライセンス8件を取消
米政府は、中国の通信機器大手ファーウェイに製品を供給することを許可していた一部企業のライセンス8件を今年取り消したことが明らかになった。7月2日(現地時間)、ロイター通信によると、米商務省はマイケル・マコール下院外交委員長の質問に対する回答文書で「2024年初めからファーウェイに関連する8件の追加ライセンスを取り消した」と確認した。