中国、「台湾武器供与」として米国2社に制裁を 米中緊張高まる?
4月11日には、中国が異例に、台湾への武器売却を支援したアメリカ企業2社に対して制裁を宣言した。
米上院銀行委員長、バイデン氏に中国製EVの恒久的な排除要請
米上院銀行住宅都市委員会のシェロッド・ブラウン委員長(民主党)は11日付のバイデン大統領宛て書簡で、中国製電気自動車(EV)を米国から恒久的に排除するよう要請した。
日米韓が海軍合同演習、北朝鮮の脅威に対応 米空母など参加
米韓は北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する備えを強化するため、海軍の合同演習を実施し、米空母などが参加した。韓国海軍が12日発表した。
「台湾総統に会うな」中国総領事館、米ニューヨーク市長に圧力行使
米国ニューヨーク駐在の中国総領事館が昨年、エリック・アダムスニューヨーク市長に手紙を送り、「蔡英文台湾総統と会うなら、ニューヨークと中国の友好関係が危うくなる」との意思を伝えたとされる。蔡英文総統と会わないように脅迫したも同然という評価が出ている。
「良心の国際デー」活動家ら百人近くの在米華人が中共総領事館前で抗議デモ=米ロサンゼルス
「良心の国際デー(4月5日)」に合わせ、今月6日、米ロサンゼルスの中国領事館前では著名な活動家らを含む百人近い在米華人が抗議集会を開き、デモ進行を行った。
iPhoneの生産拠点が中国からインドへ移行 生産高は140億ドルに
世界経済と政治の変動の中、アップルは中国からの生産拠点の移転を加速させ、インドでのiPhoneの生産額が前年比で100%増の140億ドルに達した。この動きは、アップルが地政学的リスクを軽減し、新たな市場と生産能力の多様化を目指していることを示している。
孔子学院の開所式典…教授が壇上で抗議、横断幕掲げる「習近平とプーチンは協力」
日本でも中国共産党の浸透工作の一環として国会質疑に取り上げられた孔子学院。欧州ですでに数百が閉鎖され、市民の危機感も高い。しかし、この潮流に逆行してスペインのセビリア大学は8日、新たな孔子学院を開所させた。言論の自由に対する侵害を危惧する教授が開所式典で、突如壇上にあがり横断幕を掲げるという大胆な抗議行動に出た。式典に"乱入"したのは、同大学のアジア研究マル・リエラ教授と卒業生の男性だ。あぜんとする壇上の責任者たちに驚いた様子の出席者たち。壇上に広げた2つの横断幕には「学問の自由、国家の安全保障、人権、平和を守るための行動」と書かれていた。
首相・大統領室参謀陣全員辞意 尹大統領「国政刷新する」
4月11日、韓国の韓悳洙(ハン・ドクス)首相が尹錫悅(ユン・ソクヨル)大統領に口頭で辞意を表明した。同日、与党トップの韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長は総選挙での惨敗の責任を取って辞任すると表明した。尹大統領は「国政刷新する」と表明。
韓国、Temuの誇大広告を調査 中国激安ECサイトに各国が規制強化
韓国の公正取引委員会は中国発のECサイト、Temuが電子商取引法に基づく消費者保護義務や、虚偽・誇大広告に関する広告表示適正化法の規定に違反していないかどうかを調査する。
イスラエル軍の空爆、ハマス指導者の息子3人死亡
4月10日、イスラエルによるガザ地区への空爆で、ハマス指導者イスマイル・ハニェの息子3人が死亡した。イスラエル軍はこの攻撃を確認し、ハニエ氏の3人の息子は過激派組織ハマスのスパイであると主張した。
日米、テキサス新幹線計画に支持 米鉄道公社が主導
日米両政府は10日、日本の新幹線技術を使って米テキサス州に国内初の高速鉄道を整備する計画に支持を示した。
露極東都市で核漏れ、非常事態を宣言、中国は警告なし
5日、中国と接するロシアの極東都市であるハバロフスクで原因不明の放射能漏れがあり、ロシア政府は緊急事態宣言が発令されていた。一時正常値の35倍以上になる。ロシアと中国の国境沿いには35万人が住んでいるが、中国政府は現在、これについて何の警告も発していない。
香港当局、国境なき記者団スタッフを一時拘束 強制退去処分に
国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は10日、香港に入境しようとしたスタッフが6時間拘束・取り調べを受けた後、強制退去させられたと発表した。
世界の財貿易量の伸び率、今年は2.6%増とプラス回復へ=WTO
世界貿易機関(WTO)は10日、今年は世界の財の貿易量が前年比2.6%増加するとの見通しを示した。予想を従来の3.3%から下方修正した。
人間の尊厳を守るための宣言 バチカン報告書が性転換と代理出産を批判
バチカンは、性転換と代理出産に関する公式見解を含む重要な報告書を発表し、現代社会の諸問題に対してカトリック教会が人間の尊厳を重んじる立場を明らかにした。
スウェーデン、中国人プロパガンダ要員を国外追放
スウェーデン政府が中国人女性記者(57)が過去十数年間、国家安全保障に重大な脅威を与えたとして、スウェーデンから追放し、終身再入国を禁止した。
日米比首脳会談、南シナ海巡る協力で合意見通し=マルコス大統領
フィリピンのマルコス大統領は10日、ワシントンで11日に予定される日米首脳との3者会談について、南シナ海の安全保障と航行の自由維持に向けた協力で合意する見通しだと記者団に述べた。
北朝鮮見下ろす中国観光鉄塔、取り壊しへ 石やバナナ投げつけ…住民トラブルも
中国と北朝鮮の国境を流れる鴨緑江のほとりに立つ巨大な鉄塔が、両国住民のトラブルの末、取り壊される可能性があることが分かった。この塔は、北朝鮮の恵山市を見下ろすことのできる、中国の観光名所の一部だった。
インドなどが新たな供給先を求め、ロシアの武器販売が激減
ロシアによるウクライナへのいわれのない侵攻は、戦場以外でもモスクワに大きな打撃を与え続けている。国際的な制裁措置が同政権の武器輸出に打撃を与え、品質や信頼性に対する懸念がインド太平洋やその他の地域の長年の顧客に新たな武器供給先を求めるよう促しているからだ。
日米首脳会談、防衛関係強化など協議へ 日米比は南シナ海問題焦点
バイデン米大統領は今週、日本の岸田文雄首相とフィリピンのマルコス大統領とワシントンで首脳会談を行い、経済・防衛関係の強化を図る。影響力を強める中国に対抗するとともに、北朝鮮などのリスクに対処する狙いだ。
豪野党の有力議員が訪台、安全保障協力に言及 蔡総統と会談
豪野党の議員で、情報委員会の副委員長を務めるアンドリュー・ウォレス氏は8日、台北で蔡英文総統と会談し、台湾との安全保障協力に言及した。豪と台湾は域内の安定維持への関心を共有していると指摘した。
「中国共産党は中国に非ず」 「反共戦士」の英ピアニスト、六四天安門事件の「合成写真」を投稿
今月28日、ロンドンの駅で小粉紅との「騒動」をきっかけに、見事な「反共戦士」に変身した英国人のピアニスト、ブレンダン・カバナー氏は自身のSNSにある「敏感写真」を投稿し話題になっている。
AUKUS参加国拡大を協議へ、日本との連携に米が意欲=FT
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、米英豪による安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」が参加国拡大に向けた協議を開始すると報じた。米国は中国に対する抑止力として、日本の関与を模索してきた。
「台湾の建設業者は誠実だ」 中国ネット民、地震被害状況に羨望の眼差し
台湾で3日に発生した大地震では多くの建物が損傷を受けたものの、死傷者数は低く抑えられている。中国本土のネットユーザーは、「おから工事」と呼ばれる手抜き工事で大勢の犠牲者を出した2008年の四川大地震と比べ、台湾人に羨望の眼差しを向けている。
韓国、Temuとアリエクスプレスの個人情報利用実態を調査
廉価な商品で急展開する中国系通販サイト「Temu」と「アリエクスプレス」などについて、韓国政府はこのほど、個人情報収集と利用の実態に関する調査に着手した。