ロシアによる侵攻 中国の「一帯一路」政策への悪影響

ロシアのウクライナ侵攻により、中国政府の展望にひびが入った。ウクライナに侵攻したウラジーミル・プーチン露政権への非難表明を躊躇し、国内批判に関してロシアを擁護した中国は、野心的な「一帯一路」インフラ政策の下でこれまでに貿

中国、ナマコ養殖支援でスリランカへの影響力拡大を図る=英FT紙

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)23日付は、中国当局がスリランカ北部沿岸地域でナマコ養殖業への支援を通じて、同国への影響力拡大を図っているとの見解を示した。
2022/02/25

EU、アフリカで影響力を再確立、中国の「一帯一路」に対抗

欧州連合(EU)は中国共産党政権への対抗に勢いをつけている。今月中旬、EUはアフリカ投資計画を公表したほか、中国当局の通信技術の知財権保護措置が欧州企業の権利を侵害したとして世界貿易機関(WTO)に提訴した。
2022/02/24

中国、米国の裏庭で「バラマキ外交」 軍事脅威の懸念も

マネー外交を展開する中国政府は中米やカリブ海諸国に歓迎されているようだ。米中間の緊張が高まる中、中国はアメリカの裏庭と言われる同地域に勢力を拡大している。
2022/02/20

中国「一帯一路」参加国、CO2排出量が増加=専門家

国際専門家らはこのほど、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に参加した途上国で二酸化炭素(CO2)排出量が増えていると批判した。
2022/02/16

中央アジアに十数兆円投資 強まる中国の影響力

中国当局は近年、中央アジアの5カ国に数千億元(1元=約18円)を投資し、影響力の拡大に力を注いできた。
2022/01/24

「新植民地主義」大暴走 中国、「債務の罠」でアフリカを支配

植民地主義は遠い昔のことと思われがちだが、世界には今でも何億人もの人々が植民地支配のもとで暮らしている。ただ、今日の植民地主義は、過去とは異なっている。目に見えにくく、暴力的でもない。
2022/01/16

「債務の罠」増幅のスリランカ 返済条件の緩和求める

インド洋の島国スリランカのラジャパクサ大統領は、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染拡大により拍車がかかった経済危機の対策として、中国に債務の返済条件の緩和を検討するよう求めた。大統領府事務局が9日、発表した。中国共
2022/01/10 山中蓮夏

中国と欧州結ぶ中欧班列、「帰りは空コンテナ」相手国受益せず

中国の国際貨物列車「中欧班列」の輸送量が、前年比30%急増した。英国の専門家は、中国に戻るコンテナの大半は空であることを問題視し、同貨物列車は、欧州ではなく中国に恩恵をもたらしていると指摘した。
2022/01/07

カザフ、抗議デモを武力鎮圧 数十人死亡 「天安門事件」再現=海外メディア

カザフスタンではこのほど、燃料価格の高騰を発端に起きた抗議デモが全国各地に拡大している。鎮圧に乗り出した当局は6日、治安部隊とデモ隊が衝突し、抗議者数十人が死亡したと発表した。
2022/01/07

キューバ、「一帯一路」に関する協力覚書に署名 

在キューバ中国大使館は26日、キューバと巨大経済圏構想「一帯一路」構想の建設プロジェクトを推進する協力計画に署名したと発表した。キューバは、反政府デモを弾圧するキューバ軍や特殊部隊の「テロ対策」訓練を中国の準軍事組織から
2021/12/30 山中蓮夏