【ほっこり池】お目こぼしの粋

 大相撲春場所が大阪、ではなくて東京の両国国技館でやってます。

 今場所も残念ながら横綱不在ですが、それでも感染防止策を講じてなんとか実施にこぎつけました。力士をはじめ相撲関係者のご苦労がしのばれます。場内の観客も心得たもので、声を出したいところをぐっとこらえて拍手で声援を送っています。

 昔、角界への入門希望者が必ず受ける新弟子検査で、身長が足りない場合、頭部にシリコンを注入して合格した人が、舞の海さん以前にも何人かいました。ひと目見れば分かるインチキであり、今では許されないことですが、それを当時は相撲への意欲の現れと見て「お目こぼし」していました。

 そんな粋な計らいの「お目こぼし」は、少しあってもいいんじゃないかな。もちろん社会の公正に反したり、政治家や官僚が関係する場面では絶対ダメですけど。

(慧)

関連記事
内なる不満を見つめ、愛を与える方法を通じて、心の癒しと新たな可能性を見出すヒントをご紹介します。
最新研究が脳損傷患者の意識の可能性を示し、医療や家族の対応に新たな光を当てます。
GoogleのAI「Gemini」が大学院生に不適切な発言をし、AI技術のリスクが改めて問題視された。企業の責任が問われる中、AIの安全性や倫理が注目されている。類似の事例も増え、技術の普及とリスクのバランスが課題となっている
健康な心血管を保つための食事、指圧、運動の実践方法を解説。心臓病予防のヒントが満載です!
専門医が語る乳がんリスクの主な要因と予防のポイントを解説。生活習慣の見直しで健康を守りましょう。