中国の労働収容所でダイオード製造 日本にも出荷か

中国国内でも、拷問や虐待があるとして悪名高い馬三家労働収容所の内部の様子が、元収容者により明らかになった。撮影時期は2008年。中国でオリンピックが開催された年だ。華やかな国際舞台の影で、国内で非人道的行為はずっと続いていた。
2019/06/08

大紀元、江沢民らの海外資産に関する情報提供を呼びかける

中国共産党体制の下で、中国国内では政府高官から末端の党員幹部による汚職、腐敗事件が次々と現れ、深刻な様相を呈している。特に1990年代初期、江沢民が最高指導者に就任してから、「腐敗を以て国を治める」と政治運営をしてきたため、中国政界における汚職実態がさらに悪化した。過去数十年来、江沢民を始めとする高官とその親族らが中国経済を支配し、莫大な国家資産を不正流用して懐に収めた。
2019/06/07

ファーウェイ、日本の安全保障貿易情報で注意リスト入り

日本の貿易安全保障情報センター(CISTEC)はこのほど、輸出リスクのある企業として、ファーウェイ(華為技術)を追加した。米商務省の実質上の禁輸措置に加え、日本企業はファーウェイとの取引に今後、さらに消極的になると考えられる。
2019/06/07

中国海軍元スパイ、共産党政権の技術窃盗は「軍事競争で勝つため」=インタビュー

米国に亡命した中国海軍司令部元参謀の姚誠さん(中佐階級)は5月31日、大紀元のインタビューを受けた。かつて中国軍のために技術窃盗などのスパイ行為をしたことがある姚さんは、中国当局が先進国のハイテク技術を窃盗することによって、現在軍事、自動車、航空機などの産業で大きく発展できたと改めて指摘した。世界の自由民主国家にとって、中国当局が最大な脅威だと警告した。
2019/06/06

中国の貿易白書、交渉決裂めぐって米に責任転嫁

中国当局は2日、米中通商協議に関する中国当局の立場を表明する白書を発表した。白書は、米中貿易戦を引き起こした張本人は米国であり、また貿易交渉の中断も米国に責任があると主張した。一国政府の名義を利用し、外交手段やプロパガンダ宣伝とメディアを通して、虚言を繰り返す中国共産党の本質が再び浮き彫りになった。
2019/06/06

GAFA規制 政府、2020年新法案を提出

日本政府は、個人情報や通信サービスで影響力の強い国際的なIT(情報技術)4大企業に対して、不当な取引を防ぐために規制を強める新法案を、2020年の通常国会に提出する。
2019/06/06

SNSから締め出される保守派、司法介入求める声=米国

SNSからは保守層の意見の締め出しが強まっている。米国では、保守派およびリベラル派の反検閲支持者の多くは、このSNSの偏向性に対して、判断を民間部門に任せず司法や政府が介入するべきだとの意見が上がっている。
2019/06/06

ファーウェイ製品需要減 鴻海やFlexは生産ライン一部停止

米トランプ政権が、中国通信機器大手ファーウェイと関連会社を取引制限リストに追加した後、同社スマートフォンに対する需要減少の報告は目立ち始めた。
2019/06/05

トランプ氏別荘侵入の中国人女、宿泊先から複数電子機器

米フロリダ州にあるトランプ大統領の別荘「マール・ア・ラーゴ」に不法侵入したとして逮捕・起訴された中国人の女は8日、地元連邦地裁での保釈聴聞会に出廷した。検察側は、女が宿泊したホテルの部屋から、隠しカメラを発見するための装置や、USBメモリー9個、SIMカード5枚、現金7500ドル(約83万3520円)と663人民元(約1万0978円)を見つけたのを明らかにした。
2019/04/10

トランプ米大統領とグーグルCEOが会談、検閲版検索エンジンをめぐる社内反発続く

トランプ米大統領は27日、米検索大手グーグルのサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)と会談し、グーグルの中国事業と「政治的公正」などについて協議した。昨年、米メディアは、内部告発者の話として、グーグルが中国市場の再進出を目指すため、中国向けの検閲機能付き検索エンジンを開発していると報道した。米国内外で大きく注目された。
2019/03/28

米中首脳会談の延期、専門家「両国の政治体制の全面対決」

米中通商協議は難航し、3月中に予定されたトランプ米大統領と習近平中国国家との合意に向けた首脳会談は、4月以降にずれ込むとみられる。専門家は、中国共産党政権の専制体制によって、通商問題で両国が折り合うことが難しいとし、米中貿易戦が「米中政治体制の全面的対決である」と分析する。
2019/03/22

中国国境でミャンマー女性の人身売買、性奴隷や出産目的=HRW

人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が3月21日に発表した調査報告によると、人身売買業者がミャンマーの中国国境地域カチンから、女性と女の子が出産目的で中国農村部に売られ、軟禁されている。女性たちはまた、性奴隷として虐待されている。
2019/03/22

強制的な臓器摘出、法輪功から他の民族、宗教へと対象拡大=報道

中国信仰弾圧を報じる多言語メディア「寒冬(BitterWinter)」のディレクターは3月12日、中国共産党政権が組織的に、国内外の臓器移植希望者のために、要求に応じて収容者から強制摘出する問題はいまだに続いていると述べた。この被害はこれまで法輪功学習者だったが、いまや他の民族や宗教グループにまで対象が拡大しているという。
2019/03/22

ウイグル収容者、臓器移植センターに近い沿岸部刑務所へ移送=元医師

中国西部・新疆ウイグル自治区出身の元外科医アニワル・トフティ(Enver Tohti)氏はこのほど、新疆にある「再教育キャンプ」に収容されている人々が中国沿岸部の刑務所に移送されていると述べた。刑務所の近隣には、臓器移植センターがあるという。
2019/03/20

米台、インド太平洋戦略で対話メカニズムを設立 初会談は9月台北で

台湾の呉釗燮・外交部長(外相)と米国在台協会(AIT、大使館に相当)台北事務所のウィリアム・ブレント・クリステンセン所長(大使に相当)は19日、外交部で開かれた共同記者会見に出席し、台湾・米国間の対話メカニズム「インド太平洋民主的ガバナンス協議(Indo-Pacific Democratic Governance)」の設立を発表した。
2019/03/20

NZモスク襲撃のテロ犯、共産党政権の中国を支持

ニュージーランド中部クライストチャーチの銃乱射テロ事件を起こした、オーストラリア人のブレントン・タラント容疑者(28)は、共産党政権の中国を、最も思想価値の近い国として支持していることがわかった。
2019/03/20

EU、対中政策見直し 中国に「20年に市場開放を」要求

欧州連合(EU)欧州委員会が12日に発表した対中国戦略の行動計画で、近年EU域内で経済・政治的影響力を拡大する中国当局を「競合相手」と位置付けた。中国の王毅・国務委員兼外相は18日、ブリュッセルを訪問しEU加盟国の外相らと会談し、EU側の懸念を払しょくしようとした。ロイター通信が18日報じた。
2019/03/19

中国、新しい外商投資法を可決 欧米の懸念払拭できるか

中国の全国人代表大会(全人代、国会に相当)は15日、外資企業の権益保護を強化する外商投資法を、賛成2929票、反対8票、棄権8票で可決した。来年1月1日から実施する。中国当局は昨年12月下旬に同法案の草案を本格的な審議に入ってから、わずか3カ月という異例の速さで成立した。
2019/03/19

印でボイコット・チャイナ拡大 パ武装勢力の国連制裁反対で

インドでは中国製品のボイコット運動が拡大している。国連常任理事国である中国が最近、パキスタン武装勢力の制裁要請を拒否したためだ。インド政府は、テロ組織の活動を容認する中国側の姿勢に「失望した」と述べている。
2019/03/19

「中国大使は他国を脅かす存在か」駐スペイン大使の発言に専門家が苦言 

駐スペイン中国大使館Lyu Fan大使は最近、中国通信機器大手・華為科技(ファーウェイ、HUAWEI)に対する米国の動きに従えば「経済的な悪影響を及ぼす」「2国間関係は悪化するかもしれない」と述べた。専門家は、大使の役割とは「民間企業のサービスや製品を調達するよう脅す役割があるのか」と苦言を呈した。
2019/03/18

中国宗教担当、信仰弾圧の強化を示唆 米宗教自由大使「中国との戦い」

中国共産党政権が公認するプロテスタント教会を率いる政治局トップは、今後、宗教内の西側文化を除去すると宣言した。共産党によるキリスト教系宗教の弾圧強化を示唆している。
2019/03/18

中国動画サイトが相次ぎ進出、「言論の自由の破壊の可能性」台湾政界が警戒

台湾政府や与党は、中国本土発の動画投稿サイトの相次ぐ台湾進出に懸念を強めている。与党民進党の議員は、中国共産党と近い各社の進出によって、台湾のOTT(over the top、インターネット回線を利用して、動画やメッセージなどを提供する)企業の事業展開および台湾メディアの言論自由が脅かされると懸念する。
2019/03/18

マイクロソフトのFaceAPI、中国企業が住民監視に使用か=調査 

IT大手マイクロソフトは、中国共産党政権の監視政策に従い新疆ウイグル自治区の住民監視を行う、深センの企業・深網視界科技(SenseNet)と連携しているという。オランダの調査機関GDI基金などが明らかにした。
2019/03/17

中国国営CCTV米支社長ら突如帰国 専門家「対外プロバガンダが挫折」

中国国営中央テレビ(CCTV)系列の中国環球電視網(中国グローバルテレビジョンネットワーク、CGTN)アメリカ支社の麻静社長ら上級幹部10数名はこのほど、中国国内に呼び戻されたことが分かった。米司法当局がCGTNなどの中国政府系メディアへの監督を強めたことが原因だとみられる。米紙ニューヨークタイムズ中国語電子版が11日報道した。
2019/03/16

社会主義の危険性を暴露する大紀元、米国で好評

社会主義の危険性を暴露し続けてきた大紀元が今、米国で好評を博している。大紀元記者による専門的な分析記事はSNS上で大きな話題を呼び、共産主義の本質を暴露した特別報道は愛国者たちの必読の書となりつつある。先日、大紀元は世界最大級の保守派会議に出席し、多くの重鎮を取材した。トランプ大統領も臨席し、2時間に及ぶ即興演説を行った。
2019/03/15

韓国企業の中国撤退が加速化 ロッテ百貨店、現代自動車など

中国天津市にある韓国ロッテグループのロッテ百貨店天津文化センター店は13日、3月31日をもって閉店するとのお知らせを店内に張り出した。同店の営業停止によって、中国にあるロッテ百貨店は、遼寧省瀋陽店、四川省成都環球センター店と山東省威海店の3店舗のみになった。韓国メディア「聯合ニュース」は12日、ロッテ百貨店が中国市場の全面的な撤退を検討していると報道した。
2019/03/15

中国百度CEO、海外SNS締め出しを「政府に聞いて」ネットユーザーが反論

政界、経済界、著名人、共産党の地方幹部らが集う中国統一戦線組織の中国人民政治協商会議(政協)年次総会が3月11~13日に開かれた。出席した中国ネット検索大手百度の創業者でCEOの李彦宏(Lobin Li)氏は記者の囲み取材で、中国のネット環境や開放性があり、競争力の向上を語りながらも、当局がグーグルやフェイスブックの中国市場参入は許可しないことについて「中国政府に聞いてほしい」と明言を避けた。
2019/03/15

ジュネーブで国連代表部会議 専門家「新疆は成人6人に1人が拘束」

中国の民族政策に詳しいドイツの研究者は最近、ジュネーブで開かれた人権団体主催講演会に出席し、中国政府が新疆ウイグル自治区に設置した収容施設には、推計150万人が拘留されている可能性があると述べた。
2019/03/15

四川省小学校で「腐った食材」使用 数千人の保護者が抗議活動

中国四川省成都市にある私立学校、成都七中実験学校の小学校の保護者らは13日、同校の食堂で、使用期限が切れて腐った食材やカビが生えた食材を使っているとして、学校に詰め寄せ抗議デモを行った。地元当局は警備隊を派遣し、唐辛子スプレーなどを使って鎮圧した。
2019/03/14

中国人運営企業、ブッシュ元大統領の弟に献金 大統領選でヒラリー氏にも=報道

非公式発表の情報によると、米連邦選挙管理委員会(FEC)は中国人経営者から130万米ドルもの献金を受けたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事に対して、違法な外国勢力の干渉のため、記録的な罰金を科した。
2019/03/14