ロシア海軍情報収集艦 隠岐諸島から宗谷海峡へ 自衛隊が警戒監視
9日、統合幕僚監部は、ロシア海軍ヴィシニャ級情報収集艦(艦番号208)が4日朝、隠岐諸島北西約40kmの海域で確認され、その後、隠岐諸島北東、佐渡島北、礼文島西の接続水域を順に通過し、8日に宗谷海峡を東進したと発表した。
沖縄・嘉手納弾薬庫地区で不発弾爆発 自衛隊員4人がけが 処理作業中の爆発は初
9日午前、沖縄・読谷村の自衛隊不発弾保管庫で爆発が発生し、自衛官4人が負傷。安全作業中の事故で、命に別状はなく、原因調査と安全対策強化が進められている。
中国空母「遼寧」第二列島線越える 南鳥島沖で活動 防衛省が警戒強化
中国海軍空母「遼寧」など4隻が南鳥島沖で活動。防衛省は初の動きとして警戒監視を強化している。
最新鋭潜水艦「ちょうげい」ロゴマークを一般公募 =海上自衛隊
海上自衛隊が2026年就役予定の潜水艦「ちょうげい」のロゴマークを募集している。精強さが感じられ、分かりやすく大きな鯨が躍動するデザインが条件。
「中国の脅威は現実的で差し迫っている」 米国防長官 アジア同盟国に防衛強化を要請=アジア安全保障会議
シンガポールでのアジア安全保障会議で、米国防長官が中共の軍事的脅威に警鐘。「台湾侵攻は世界全体に壊滅的影響」と警告し、防衛費増額を要請。日本の中谷防衛相も中国の海洋進出に懸念を示した
中国が与那国島沖のブイ撤去 日本EEZ内から全て消失も 日中関係改善とは依然ほど遠く
中国が与那国島南方の日本EEZ内に設置していたブイが撤去され、海上保安庁は航行警報で公表した。今後も中国による同様の行為が繰り返される可能性があり、引き続き警戒と監視が必要とされている。
自民・高市氏ら「スパイ防止法」制定を提言 中国共産党による情報活動への警戒背景に
自民党の高市早苗氏がスパイ防止法の制定を提言。背景には中国共産党の情報活動への警戒と安全保障上の課題がある。
中国調査船 沖ノ鳥島沖の日本EEZで無断調査か 海保が中止要求
第3管区海上保安本部は5月26日、沖ノ鳥島周辺のEEZ内で、中国共産党政府の海洋調査船がワイヤのようなものを海中に延ばしているのを確認したと発表した。
中国海軍空母「遼寧」 尖閣沖で戦闘機発着 自衛隊機が緊急発進
中国海軍空母「遼寧」など5隻が尖閣沖を航行し、自衛隊が警戒監視と緊急発進で対応した。尖閣沖で不穏な動きが活発化している。
台湾海峡の紛争に備えるべき 米空軍准将が本土への攻撃の可能性を警告
米空軍准将が中国の軍事力は急速に増強されており、台湾海峡で戦争が発生した場合、アメリカ本土の軍事基地が攻撃を受ける可能性を指摘。米軍は大規模な戦争への備えを強化すべきだと警告した。
空自T4練習機が小牧基地離陸直後に墜落 林官房長官・中谷防衛相が会見で説明
14日午後、航空自衛隊所属のT4練習機1機が愛知県小牧市の航空自衛隊小牧基地を離陸した直後、犬山市の入鹿池付近に墜落した。
尖閣沖の日本EEZ内で中国調査船が調査活動 海保が中止要求
第11管区海上保安本部(那覇)は11日、沖縄県・尖閣諸島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国の海洋調査船「海科001」がパイプのようなものを海中に下ろしているのを確認したと発表した。
2024年の訪日外国人ビザ発給「中国が7割超」 安全保障上の懸念も
外務省によると、2024年の訪日外国人ビザ発給は前年比1.7倍の719万件で、うち中国が73%を占め最多となった。これには安全保障上の懸念も指摘されている。
アメリカ 新防空システム「ゴールデンドーム」への期待と現実
トランプ氏が構想する「ゴールデンドーム」は米本土をICBMから守る壮大な計画だが、現状の兵器テスト体制は理想から程遠い。幻想と現実の乖離が浮き彫りに。
台湾海峡で紛争が勃発しても米国は中国を倒せる=米インド太平洋司令官
米印太平洋軍司令官パパロ氏が「台湾有事が今起きても米軍は勝てる」と発言。一方で中国軍の急速な軍拡には警戒感を示している。
尖閣諸島周辺で中国海警局ヘリが一時領空侵犯 防衛省が厳重抗議
沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の領空に5月3日午後、中国海警局のヘリコプター1機が一時的に侵入した。
中谷防衛相 日米の関税交渉と安全保障の分離を強調 深まる溝に打開策は?
日米関税交渉と安全保障問題をめぐり、日本政府は両者を切り離して議論する方針を明確にした。一方、米国は関税交渉の場で安全保障を交渉材料とする姿勢を見せており、両国間の溝は依然として深い。今後も粘り強い協議が続く見通しだ。
フィリピンの米軍タイフォンミサイルシステム 中国の侵略の増大に対抗する
米軍がタイフォンミサイルをフィリピンに配備したのに中共が猛反発し、嫌がっている様子を見せている。日本にも配備が検討されており、実現すれば抑止力としての効果は着実に広がる
台湾と韓国軍内で中共スパイが摘発 反スパイ法が無い日本に高まる懸念
台湾・韓国軍で中共スパイの摘発が進んでいる。台湾、韓国と同様のスパイの暗躍は日本にもあると考えなければならないだろう。包括的な反スパイ法がない日本の法整備が待たれる。
政府 有事対応で空港港湾を8か所追加
政府は1日、有事の際に自衛隊や海上保安庁が使用することを想定して整備を進める「特定利用空港・港湾」に、7道県の計8カ所を新たに加えることを決めた。
「国際社会最大のトラブルメーカー」 台湾国防部 中共軍の大規模軍事演習に警戒
中共軍で台湾問題を管轄する「東部戦区」は1日、台湾周辺で陸海空軍とロケット軍による合同軍事演習を同日から開始すると発表したことについて、台湾国防部は、中国共産党政権について「国際社会最大のトラブルメーカーだ」と非難した。
日米防衛相会談 同盟強化へ「切迫感」共有 中共を念頭に抑止力向上で一致
30日、中谷防衛相とヘグセス米国防長官は防衛省において初めての対面会談を行い、中共軍を念頭に置いた厳しさを増す安全保障環境の中で日米同盟の抑止力・対処力強化を「切迫感を持って」進めていくことで一致した。
台湾有事を念頭 沖縄離島からの避難計画 政府が初公表
27日、台湾有事などの緊急事態を想定し、沖縄県の先島諸島から住民約12万人を避難させる計画を初めて公表した。
中谷防衛相 台湾行政院による岩崎元統合幕僚長の顧問任命に関する見解表明
25日、防衛省の記者会見が行われ、台湾行政院が自衛隊のトップを務めた岩崎茂元幕僚長を顧問に任命した件について質問が寄せられた。中谷防衛相は政府としての立場を明確にしつつ慎重な姿勢を示した。
日米防衛相 初の対面会談へ 硫黄島慰霊式にも参加予定
中谷防衛相は25日、記者会見を開き、アメリカのヘグセス国防長官が3月30日に防衛省を訪れ、日米防衛相会談を行う予定であることを発表した。
中国海警船が連続侵入 尖閣国有化以降最長の92時間 海保「退去させた」
24日、沖縄県・尖閣諸島周辺で領海侵入した中国海警局の船2隻が24日午後10時5分ごろまでに領海外側の接続水域に出た。侵入時間は92時間8分で、2023年の80時間36分を上回り、2012年の尖閣諸島国有化以降で最長となった。
自衛隊の新組織「統合作戦司令部」が発足 陸海空全隊を一元的に指揮
現代の安全保障環境では、グレーゾーン事態が多発しており、従来の軍事力だけでは対処できない状況が増えている。こうした事態に対応するために、平時から全体の状況を一元的に把握し、適切に判断・指揮できる統合司令部の存在が不可欠となっている。
在日米軍強化計画の中止 トランプ政権が検討
アメリカ国防総省が在日米軍の強化計画を中止する可能性があることが、CNNやNBCの報道により明らかになった。
日本にはスパイ防止法が存在しない その理由と背景と影響と課題
日本にスパイ防止法がない状況は、安全保障上大きな課題となっている。今後、この問題への対応は国家として避けて通れないテーマと言える。
米公聴会で指摘された日本の潜水艦建造計画の優れた点 「米国は学ぶべき」=米議会調査局
議会の海軍力および戦力投射小委員会は3月11日に公聴会を開いた。専門家は米国は日本の年間1隻の潜水艦建造計画から学ぶべき点があると述べた。