中共空母「遼寧」 太平洋で活動活発化
中国共産党海軍の空母「遼寧」を中心とする艦隊が太平洋上で活動し、艦載機の発着艦訓練を集中的に実施した。防衛省は自衛隊艦艇や哨戒機を投入し、継続的な警戒監視と情報収集を行っている
中共情報収集艦が再び沖縄近海航行
中国共産党海軍の情報収集艦が沖縄・宮古島周辺海域を航行したことが確認された。防衛省は海自哨戒機を出動させ警戒監視を実施。南西諸島周辺で続く中共海軍の活動が改めて浮き彫りとなった
中国の対日威圧は裏目に 日本の防衛力強化と日米同盟深化加速
中国共産党政権が日本に対して軍事的・経済的圧力を強めている背景には、国内の不安定化と社会不安の深刻化を覆い隠す狙いがあるとみられている
「在日米軍安定駐留に理解と協力を」外務大臣政務官と沖縄県知事が意見交換
大西洋平外務政務官が玉城デニー沖縄県知事と会談し、厳しさを増す安保環境下で在日米軍の安定的駐留に理解と協力を求めた
日豪パートナーシップ 安保と経済で深化 豪大使が講演
オーストラリアのヘイハースト大使は、日本記者クラブで講演し、悪化する安保環境の下で日豪協力がかつてない規模で進展していると強調した。防衛・重要鉱物・経済連携を軸に、インド太平洋の安定に向けた両国の役割拡大を語った
平野雨龍氏 衆院選大分3区から出馬表明 「国・暮らし・未来を守る」 3つの柱掲げ 香港での経験が原点
元モデルの平野雨龍氏(31)が衆院選大分3区出馬を正式表明した。香港での危機感を原点に、無所属で「国・暮らし・未来を守る」3つの柱を掲げ、日本の独立と安全保障の立て直しを訴える
台湾保証実施法案が発効 米台関係・米国民支持の急展開
トランプ氏が台湾保証実施法に署名。米国は台湾への軍事・経済支援を法で明文化し、米台の戦略的結び付きが一段と強化。米国世論も台湾駐留を強く支持
AUKUS協定 米国防総省が審査完了 トランプ氏「全速前進」
米国防総省は英豪とのAUKUS協定を正式承認し、オーストラリアに原子力潜水艦を供与する計画を「全速力で前進」と発表。今後3か国で防衛協力と先端技術開発が進展する
河南省の14歳少年 死亡前に臓器摘出か/英国 中共「メガ大使館」の審査を3度目の延期 など|NTD ワールドウォッチ(2025年12月05日)
中国河南省で転落事故後に搬送された14歳少年が、臓器提供同意の翌日に死亡とされ、家族が「手は温かかった」と訴え疑念が拡大。民間関係者は中国での臓器移植体制の闇を指摘し、若者まで巻き込む不法移植産業の実態に警鐘を鳴らしている
中共依存から脱却へ 多数国が戦略見直し/「一帯一路」は頓挫? 14か国で賃金未払いが続出 など|NTD ワールドウォッチ(2025年12月03日)
中国が推進してきた「一帯一路」で、少なくとも14か国で中国企業による賃金未払いが相次いでいる。参加国の離脱や不信が急速に広がり、計画の破綻が現実味を帯びている。
中共依存から脱却へ 多数国が戦略見直し
中国共産党が世界的な規模で拡張を続ける野心と、それに伴う国際安全保障上の脅威が懸念される中、多くの国々が戦略の見直しを加速させている
米国防総省 アリババ・百度など中国企業8社 中共軍と関連リストに追加
米国防総省がアリババや百度、BYDなど中国企業8社の軍関連ブラックリスト追加を要請。専門家はサプライチェーン脱中国を加速させ、企業業績や国際展開に影響が及ぶと指摘している。
中共の脅威に対応 台湾が400億ドルで「台湾の盾」構築/米国 軍関連リストに中国8社 アリババ・百度などを追加要請 など|NTD ワールドウォッチ(2025年12月01日)
米国防総省がアリババ・百度・BYDなど中国企業8社を「軍関連企業」と認定し、制裁リスト追加を議会へ要請。ホワイトハウスは軍部との技術連携を指摘。専門家はデカップリングの加速と業績への深刻な影響を警告している
中共の脅威を念頭に 台湾が約6兆円投じて「台湾の盾」構築へ
台湾海峡の緊張が高まる中、台湾の頼清徳総統は26日、総額400億ドル(約6兆円)を投じ、高度な防空システム「台湾の盾」を構築する方針を示した。米トランプ政権で安全保障担当補佐官を務めたロバート・オブライエン氏も、「頼総統の判断は完全に正しい」と支持を表明している。
中共軍部の対日威嚇 かえって弱点を露呈【実力検証】(上)
中共軍は軍事的示威を強める一方で、実戦能力や装備面での課題が多数露呈。日本の防衛態勢と比較し、その脆弱性が浮き彫りになっている
融和と対立が交錯する米中関係 その最前線を読み解く
米中が和解ムードを演出する裏で、ハイテク、サイバー戦、レアアースなどを巡る水面下の戦いが激化している。中共は国内の苦境から柔軟姿勢を見せているが、深層はどうなのか。緊張と協力が入り混じる米中関係の最前線を読み解く。
英BBC記者に中共スパイ疑惑 ハニートラップで米欧政界から機密情報窃取か
英メディアの報道によれば、BBCの現職記者が中国共産党のためにスパイ活動に関与した疑いで、英国当局の調査対象になっている。疑惑の記者はBBC入社以前に「ハニートラップ」を用いて、EUや米欧の国際機関の職員に接近し、高度な機密性を持つ軍事情報の入手を試みていたとされる。
米議会が警告 中共がミサイルサイロとAIシステムを戦闘態勢に
米中経済・安全保障調査委員会は、中共が数百のミサイルサイロを建設し、AI搭載の作戦システムと核戦力を急速に強化、米の抑止力を脅かすと警告した
米海軍作戦部長 韓国の原潜建造による中国抑止強化に期待
米海軍作戦部長ダリル・コーデル海軍大将は、米国が韓国の原子力潜水艦建造を支持し、中共の脅威抑止に期待を表明した
米議会報告書 中共が重要鉱物価格を操作 世界市場支配を狙う
米議会の超党派委員会は、中国共産党がレアアースなど重要鉱物市場を数十年にわたり操作し、サプライチェーンの支配を進めてきたとする報告書を公表した。補助金や低価格戦略を用いて競合を排除し、鉱物資源を地政学的な武器として利用していると警告した。
中国のサイバーセキュリティ企業で大規模データ流出 世界80か国以上の機関が被害
中国大手サイバーセキュリティ企業「知道創宇」で内部資料約1万2千件が流出。マルチOS対応の攻撃ツールや世界80か国超の攻撃対象リストが含まれ、国家主導のサイバー攻撃活動の実態が明らかになり、国際社会に衝撃を与えている。
自民党がメガソーラーの規律強化へ 5部会合同会議で議論
自民党はメガソーラーの地域共生と規律強化に向け、5部会合同会議を開催。年内に政府提言をまとめる方針だ。
中国製電動バスに安全保障リスク 欧州で調査拡大 日本でも導入進む
ノルウェーとデンマークで、中国製電動バスに遠隔操作可能な脆弱性が見つかったことを受け、英国政府が安全性調査に乗り出した。欧州各国で警戒が広がるなか、日本でも中国メーカー製バスの導入が進んでおり、サイバー面でのリスクに対する懸念が高まりつつある。
自衛隊 中東での活動期限を1年延長へ 航行の安全確保を重視
政府は、自衛隊の中東地域における活動期限を1年間延長した。不安定な国際情勢と航行の安全確保を重視し、海賊対処、日本関係船舶の安全確保、シナイ半島での平和協力業務の継続を決定した。日本の国益と国際的責任を果たすための総合的な安全保障戦略の一環だ。
米中首脳会談後の休戦 見た目の安定がどこまで続くのか
米中首脳会談後、両国は一時的な休戦状態に入ったが、構造的な対立は依然残る。短期安定の可能性はあるものの、本質的な解決には至っていない。
トランプ・習会談で複数の合意 専門家「中共の時間稼ぎ策に警戒を」 など|NTD ワールドウォッチ(2025年11月03日)
トランプ大統領と習近平の会談が実現。複数の合意が得られたが、専門家は、習近平が内政や経済の立て直しを図るため、米国との融和を装い時間を稼いでいる可能性を指摘している。
高市首相対中路線は「強硬発言と実務的抑制」 対話とリスク管理の併存体制へ=評論家
高市早苗首相の対中政策は、強硬な言辞によって明確な抑止姿勢を打ち出しつつも、実際の行動面では経済的相互依存や地域の安定を考慮した抑制的な運営となる可能性が指摘されている。
高市早苗新総理大臣 就任記者会見(全文)「決断と前進の内閣」
高市早苗新総理の就任記者会見(全文)。「決断と前進の内閣」と所信を表明し、最優先課題の物価高対策(ガソリン税廃止等)や外交・安保政策、少数与党での政権運営について語った。
英政府が新証拠を公開 中共の大規模スパイ活動を指摘
英政府は中国共産党による英国への大規模スパイ活動証拠を公表。政界で警戒強まり、司法・外交対応に揺れが広がっている。
トランプ政権7か月で中国スパイ摘発50%増 FBI長官が明かす
パテル長官は10月15日、トランプ政権発足から7か月の間に、FBIによる中国共産党のスパイ活動に関する逮捕および起訴件数が50%増加したと発表した。